マイクロカウンセリング「スキルベーシック」 少人数4名 2日間で1人12回のロールプレイ
マイクロカウンセリング技法の中で、最も重要であると言われる「かかわり行動」、そして「質問」「観察」「アクティブリスニング(励まし・言い換え・要約)」「感情の反映」までを、日本で未翻訳のアレン・アイビィの原著最新版に基づいて学びます。カウンセリングがなかなか上達しない方は、これら基本技法を正しく使えていないことに原因があります。このトレーニングでは、各技法を一つひとつできるまで丁寧に繰り返し練習しますので、必ず上達します。
キャリアカウンセラーだけでなく、コーチングを始めとした対面援助のコミュニケーションを学習されている方にお勧めの内容です。
目指すゴール
マイクロカウンセリングでいうところの「かかわり行動」と、「かかわり技法」に含まれる複数のスキルの「どれをどこで使うか」を判断し、実際に使えるようになること。
プログラム
- 1
- マイクロカウンセリングの概略
- 2
- かかわり技法「3V+1B」を機能させる練習
- 3
- 効果的な質問の練習
- 4
- クライアントを理解するための観察技法の活用
- 5
- 励まし、言い換え、要約の練習
- 6
- 感情の反映とは
- 7
- 感情の反映の意義
- 8
- 感情の反映の練習
以上を2日間で行います。
講師からのメッセージ
カウンセリングの技術は、雲をつかむようだと思っていらっしゃる方が多いようです。なぜなら、「こうすればこうなる」という方程式がなく、プロのデモンストレーションを見る機会もあまりありません。そのため学習者は今の自分のやり方でよいのか、またどうしたらよいのかわからず、大変苦労をされていると思います。
このセミナーでは、そのような悩みにできるだけこたえたいと思い、デザインしました。カウンセリングはその場その場で結果ががらりと変わり、再現性はほとんどありませんのでマニュアルはつくりにくいのですが、それでも、よくある一定のパターンをいくつか学べば、それを応用し、少しずつ自分の対応の幅を広げられると思います。あきらめずに一緒にがんばりましょう。